遺品整理を依頼するメリットと注意点
遺品整理を依頼するメリットと注意点
自分で判断してしまうと遺産放棄できない場合が出てくる可能性が
知識豊富な遺品整理士ならきちんとした判断をしてくれるはずです
遺族として遺品整理を依頼する際、良い遺品整理士がいる業者を見つけるため何をポイントにして比較すればいいかを解説します。
【1. 業者に依頼するメリット】
・短期間で遺品整理できれば家賃、公共料金など軽減できる。
・大型物などがあっても作業に影響しない。
・きちんとした知識で判断し遺品整理をしてくれる。
・自分で作業する時間がなくても大丈夫。
・経験豊富な遺品整理士ならタンスの裏に張り付けてある現金などのよくあるパターンをもとに見つけ出してくれる。
・遺品整理士に委任状と鍵を渡し立ち合い無しで作業可能。
・比較的短時間で安心して遺品整理を任せられるのが遺品整理士に頼むメリットです。
なにより、身内だと思い出の品など仕分けしにくいものも的確な判断をしてもらえる。
と思います。
【2.遺品整理の注意点】
遺品の中には、供養が必要なもの、相続が必要なもの、形見分けするもの、不用品として処分するものなど整理の方法が様々です
家の中で不幸にも孤独死をされていたあとは特殊清掃が必要な場合もあります。
故人が持ち家に住んでいた場合、そのまま放置してしまうと、固定資産税が増額されたりなどコストがかかってくるので注意しましょう。
貴金属、骨董品などは相続財産に含まれます。
市場価値が無いと判断し処分した物の中に価値があると認められるものが出てこないとは限りません。
買取可能なもの=価値がありそうなもの!なので処分しないようにするなど
注意しましょう。整理費用の領収書も残しておきましょう。
賃貸住宅の場合は、管理会社に相談し引き渡しを遅らせてもらいましょう。
遺品整理と不用品の処分は似ているようで違います。
遺品を選別し整理する事が遺品整理です。
遺品整理業者の場合、遺品整理士がいるため、安心です。
【3.業者選びのポイント】
資格を持った遺品整理士が在籍しているか?
実は今遺品整理士という資格があるのをごぞんじですか?
資格を取るのに厳しい試験があるのです。
信用できる遺品整理士を選ぶうえでひとつの目安になるでしょう。
訪問見積もりに応じてくれるか?
費用がどのくらいかかるかは、部屋の大きさなどで異なってきたりします。
業者によって価格もそれぞれです。
一軒家かマンションかどうか、エレベーターがあるか、フロアが何階 なのか?
運搬車両が横付けできるかなどでも違ってきます。
家電の引き取りも別途かかってきます。
見積までのやり取りでもある程度どんな感じか判断できるのでおすすめです。
見積書の記載が明確か?そこでも判断できます。
対応が強引ではないか?
金額が安い業者=よい業者!とは違います。
価格の安い業者も注意しましょう。
あとから、高額な請求される被害も出ています
必ず作業内容、サービス内容を確認し、別途追加請求が発生しないかなど事前にトラブルを避けるためにも文面でやり取りすることをお勧めします。
【まとめ】
遺品整理は、持ち家を解体するなどで期限が決まっていない場合でなければ
亡くなった後、健康保険、年金、公共料金、相続などの手続きが終わってから落ち着いてからがおすすめです。
良い遺品整理士をみつけるにはまず法律に詳しい専門家に相談し、信用できる遺品整理業者、遺品整理士を紹介してもらうのが安心です
知識のない業者に頼んでしまうと相続放棄ができなくなるかもしれません。
遺品整理士のいる業者を調べ口コミ、評価、実績などでみてみるのも一つかもしれません。
法律を守らない悪徳業者もあるためきちんと見積など、細かく見ることに注意が必要です。